岐阜市にある「岐阜県総合医療センター」の概要!診療科についてもご紹介

岐阜市へのお引っ越しをご検討中の方は、周辺の住みやすさや医療体制について気になっているかと思います。
とくに、ご家族のために、地域の中核病院の情報は知っておきたいのではないでしょうか。
そこで今回は、岐阜市にある「岐阜県総合医療センター」について、その理念や幅広い診療科をご紹介いたします。
地域の診療所と連携したサポート体制についても解説いたしますので、ぜひお住まい探しの参考になさってくださいね。
- この記事の要点
- Q:岐阜県総合医療センターは紹介状がなくても受診できますか?
- A:結論として、受診は可能ですが原則は紹介状の持参が推奨されています。
理由は、同センターが急性期医療を担う中核病院であり、病診連携を前提に専門治療を提供しているためです。
補足として、紹介状なしの場合は選定療養費が発生するため、まずは地域の診療所を受診することが大切です。
岐阜市にある「岐阜県総合医療センター」の概要

岐阜市の中核病院である「岐阜県総合医療センター」が、どのような歴史を歩み、どんな理念を掲げているかご存じでしょうか。
この章では、同センターの成り立ちから現在の役割、そして医療にかける想いまでを解説いたします。
前身から続く歴史と急性期医療における役割
「岐阜県総合医療センター」は、その前身である「岐阜県立岐阜病院」の時代から、地域の医療を支える長い歴史を歩んできました。
昭和の時代には、救急告示病院や臨床研修病院に指定され、地域医療の基盤を築いています。
そして、時代が平成に移ると、救命救急センターの開設や周産期母子医療センターの指定を受けるなど、より高度で専門的な急性期医療の機能を段階的に拡充させていきました。
平成18年には、現在の「岐阜県総合医療センター」へと名称を変更し、その後も電子カルテの導入や手術室の更新などを継続的におこなっています。
また、災害時にも医療の拠点として機能できるよう、ドクターヘリが離着陸できるヘリポートを備えるなど、基幹災害拠点病院としての役割も担っているのです。
質の高い急性期入院医療を提供する体制
「岐阜県総合医療センター」は、急性期の入院医療において、質の高いサービスを提供するための制度的な基盤も整えています。
その一つが、入院医療費の計算方式を定めた「DPC」という国の制度です。
同センターは、このDPCの対象病院に指定されており、効率的で質の高い医療の提供が求められる体制を構築しました。
さらに、DPC対象病院のなかでも、とくに高度な医療を提供し、診療密度が高い医療機関が分類される「特定病院群」の適用を受けています。
これは、大学病院に準じた機能を持つ病院として、認められていることを意味します。
掲げる理念と患者本位の基本方針
「岐阜県総合医療センター」が大切にしているのは、「県民に信頼され、患者本位の安全で良質な全人的医療の提供」という理念です。
この理念を実現するため、地域の基幹病院として急性期医療をしっかりと担うことや、科学的な根拠に基づいた安全な医療を実践することを約束しています。
また、患者さん中心の姿勢を具体的な形にするため、患者さんの権利と責務を明確に定めました。
その他にも、地域にある他の医療機関や福祉施設との連携を深めたり、医療の進歩に貢献するための研究や人材育成に力を入れたりしています。
●所在地:〒500-8717 岐阜県岐阜市野一色4丁目6-1
●アクセス:JR東海道本線「岐阜駅」から車で約15分
岐阜市にある「岐阜県総合医療センター」の診療科

「岐阜県総合医療センター」には、専門性の高い多くの診療科が設置されています。
ここでは、そのなかでも、私たちの生活に深く関わる「外科」「内科」「小児科」に焦点を当ててご紹介いたします。
ロボット支援手術で低侵襲化を進める外科
「岐阜県総合医療センター」の外科は、とくに消化器がんの治療を専門分野としているのが特徴です。
地域のがん診療をする病院として、通常のお腹を開く手術から、カメラを使った腹腔鏡手術をおこなっています。
さらには、最新のロボット支援手術まで、患者さんの状態に合わせた最適な治療法を選択できる体制が整っています。
この手術方法は、傷口が小さく済むため、患者さんの体への負担を軽減できる「低侵襲化」と、精密な操作による「安全性の向上」を両立できる点がメリットです。
また、がん治療だけでなく、胆石やヘルニアといった病気の治療や、救命救急センターに搬送されるような緊急手術にも、常時対応しています。
総合的な初期診療をおこなう内科
原因がはっきりしない体調不良の際に、どの診療科を受診すればよいか迷った経験はありませんか。
「岐阜県総合医療センター」の内科(総合診療科を含む)は、そうした患者さんのための最初の窓口としての役割を担っています。
たとえば、原因のわからない発熱や頭痛、めまい、食欲不振といった複数の症状がある場合でも、まずは内科で総合的に診察し、問題点を整理してくれます。
そして、精密な検査や専門的な治療が必要だと判断されれば、院内にある専門の診療科へと速やかに橋渡しをしてくれるのです。
24時間体制で小児救急を受け入れる小児科
「岐阜県総合医療センター」の小児科は、県の小児救急拠点病院として、24時間いつでも救急の患者さんを受け入れる体制を整えています。
これは、救命救急センターが併設されているという、病院の強みを最大限に活かしたものです。
診療においては、医師だけでなく公認心理師などの専門スタッフもくわわり、お子さまの体の治療はもちろん、心のケアまで含めたトータルサポートを実践しています。
感染症やアレルギーといった一般的な病気から、てんかんなどの専門的な疾患まで幅広く対応可能です。
さらに、小児医療センターとして、小児関連の専門科が一体となって、重い病気のお子さまから慢性的な疾患を持つお子さまの療育支援まで、包括的な医療を提供しています。
岐阜市にある「岐阜県総合医療センター」の地域医療連携

「岐阜県総合医療センター」は、地域の診療所などと緊密に協力し合うことで、より質の高い医療を効率的に提供しています。
この章では、岐阜市の医療を支える大切なネットワークについて、その全体像を解説していきます。
診療所と病院の病診連携の仕組み
地域医療連携の基本となっているのは、「病診連携」という考え方です。
これは、かかりつけ医である診療所と、専門医療を担う病院が、それぞれの得意分野を活かして役割を分担し、協力し合う仕組みのことです。
具体的には、普段の風邪や軽いけがなどの初期診療は、診療所が担当します。
そして、より詳しい検査や手術といった専門的な治療が必要になった場合に、診療所からの紹介を受けて「岐阜県総合医療センター」が引き継ぐ流れです。
センターでの治療によって症状が落ち着いた後は、再び地域の診療所や病院で、継続して治療や経過観察をおこないます。
なお、紹介状なしで直接受診した場合は、原則として「選定療養費」という追加費用が発生するため、まずは地域の診療所を受診することが推奨されています。
地域の医療機関をつなぐ地域医療連携部
このスムーズな病診連携を実現するために、中心的な役割を果たしているのが、「地域医療連携部」という専門の部署です。
地域医療連携部は、地域の医療機関同士をつなぐ「ハブ」のような存在といえるでしょう。
たとえば、地域の診療所などを定期的に訪問して特色を把握したり、お互いの医師たちが情報交換をおこなうための研修会を企画したりしています。
また、「地域連携パス」と呼ばれる共通の治療計画書を用いることで、患者さんがどの医療機関にかかっても、質の高い医療を継続して受けられるような取り組みも進めています。
地域完結型の医療提供
これまでの仕組みが目指すのは、「地域完結型の医療」の実現です。
これは、地域の診療所からの紹介を起点に、「岐阜県総合医療センター」での専門治療、退院後の継続ケアまでが岐阜市内でつながる体制を指します。
この流れが整うことで、住民はまず身近な診療所を受診し、必要に応じて高度医療へ移行しやすくなるのです。
「岐阜県総合医療センター」は高度医療の提供にくわえ、地域の医療機関を束ねる連携の要としての役割も担っています。
その結果、医療の質と利便性の両面から、岐阜市で暮らす人々の健康で安心な生活を支える仕組みが形づくられています。
まとめ
「岐阜県総合医療センター」は、地域の急性期医療を担う中核病院として、専門性の高い外科や内科など、質の高い医療を提供しています。
また、地域の診療所と緊密に連携することで、初期診療から専門治療まで、切れ目のない医療体制を築いています。
この充実した体制は、岐阜市で住むうえで、長く安心して暮らすための心強い判断材料となるでしょう。
M-1不動産
一戸建てを中心に土地、マンションなど多種多様な不動産情報をご紹介しております。
不動産の購入から売却まで、不動産売買のプロとして皆様のお困りごとを解決へ導きます。
■強み
・一戸建てを中心に土地、マンションなど不動産情報が多種多様
■事業
・売買物件(一戸建て / 土地 / マンション)
・不動産売却(買取 / 仲介)