中古一戸建ての選び方とは?メリットや後悔しないためのポイント

一戸建ての購入では、中古も選択肢の一つです。
中古一戸建てには新築にはない魅力がある反面、選び方に留意すべき点がいくつかあります。
今回は中古一戸建ての選び方をテーマに、購入するメリットや選ぶときのポイントを解説します。
マイホームの購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- この記事の要点
- Q:中古一戸建ての選び方として、築年数が古い家の耐震性はどこを確認すれば安心できますか?
- A:建築確認申請の時期を調べ、新耐震基準で建てられているかどうかが判断基準となります。
具体的には、1981年6月1日以降に建築確認申請がされた建物であれば、震度6強〜7程度の地震でも倒壊しない新耐震基準が適用されています。
もし書類確認だけでは不安な場合、専門家によるホームインスペクションの実施もあわせて検討すると良いでしょう。
中古一戸建てとは?選び方と購入するメリット

まずは、中古一戸建てとはなにか、購入するメリットを含め解説します。
中古一戸建てとは?
中古一戸建てとは、人が1度以上住んだことのある家です。
誰も住んでいなくても、新築してから1年以上経過している場合は、中古一戸建てとして取り扱われます。
不動産の仲介で取引されるのが、一般的といえるでしょう。
近年は中古一戸建ての流通が増加傾向にあり、その数は50万戸以上となっています。
メリット1:リーズナブルな価格で購入できる
メリットとしてまず挙げられるのが、リーズナブルな価格で購入できることです。
建物は新築後、少しずつ資産価値が低下していきます。
土地の資産価値は低下しないため、同じエリア内に新築と中古がある場合、中古のほうがお得に購入できるでしょう。
予算内に収まるのであれば、広い間取りや便利な立地を選ぶことも可能です。
価格重視の選び方を希望する場合は、中古一戸建ても選択肢の一つとなります。
メリット2:内覧できるため失敗が少ない
内覧できることも、メリットの一つです。
新築で建売住宅を購入する場合、土地から販売されるケースも少なくありません。
人気のエリアにあったり利便性の高い土地だったりする場合、土地の状態で成約に至ることも多いです。
そのため、完成後の室内を見ることができないまま、マイホームを購入することになります。
新築で注文住宅を購入する場合も、着工前に契約を締結するのが一般的です。
完成後の室内を内覧できないため、引っ越しに後悔することもあるでしょう。
しかし、中古一戸建てであれば、すでに建物が建っている状態で購入することになります。
内覧できるため、室内の状態や設備の劣化具合、日当たりや風通しの良さなどをチェックできるのがメリットです。
マイホームにおける選び方の基準は、人それぞれです。
室内を内覧できることは、中古一戸建てならではの魅力といえます。
メリット3:リフォームやリノベーションしやすい
メリットとして、リフォームやリノベーションしやすいことも挙げられます。
先述のとおり、中古一戸建てはリーズナブルな価格で購入できるのがメリットです。
安く購入すれば、リフォームやリノベーションにかけるお金を増やすことが可能です。
リフォームやリノベーションによって、自分好みのマイホームを手に入れられるでしょう。
新築の場合、設備や内装がすべて新品のため、リフォームやリノベーションしにくくなる可能性があります。
中古一戸建ての選び方

続いて、中古一戸建ての選び方について解説します。
選び方1:売りに出された経緯
前提条件として、まず売りに出された経緯を確認します。
前の所有者が手放した理由が、家族構成やライフスタイルの変化、離婚や実家での同居といったことであれば問題ありません。
しかし、日当たりが悪い、近所付き合いに問題がある、孤独死などの場合、訳あり物件の可能性があります。
引き渡し後に、思わぬ欠点が見つかってしまうと、売却や引っ越しが難しくなるでしょう。
とくに築年数が浅いのに相場より安い中古一戸建ては、理由をしっかり確認しておくのがおすすめです。
選び方2:耐震基準
選び方で重要なこととして、耐震基準も挙げられます。
中古一戸建ての場合、旧耐震基準で建てられている可能性があります。
耐震基準は定期的に見直されており、建てられた時期によって基準が異なるため、購入時は注意したいところです。
1981年6月1日以降に新築(建築確認申請)されていれば、新耐震基準が採用されています。
旧耐震基準か新耐震基準で建てられているかどうかは、売主が持っている確認通知書で調べることが可能です。
岐阜県や岐阜市などの行政の建築課で発行される、確認台帳記載事項証明書でも確認できます。
自然災害が多い日本において、マイホームの耐震基準は気になるポイントですよね。
中古一戸建てを購入する際は、耐震基準も選び方の基準として押さえておくと安心です。
選び方3:設備関係の劣化状態
設備関係の劣化状態は、中古一戸建ての購入時にチェックしておくべきところです。
とくに水回りの設備は劣化しやすいため、入念に調査する必要があります。
水道管に異常はないか、給湯器は故障していないかなどを確認しておきましょう。
万が一故障している場合、水回りのリフォームやリノベーションは工事費用が高くなる可能性があります。
部品の販売が終了していると、交換自体ができず、工事範囲が限られてしまうでしょう。
選び方4:再建築が可能かどうか
再建築が可能かどうかも、選び方の一つとして押さえておきたいポイントです。
接道義務を満たしていない場合、将来建て替えることが難しくなります。
接道とは、敷地が道路に接している部分のことです。
法律で定められた幅員がない場合、再建築が不可となるでしょう。
増築や大規模なリフォームも難しいため、接道状況や再建築が可能か否かについては、あらかじめ確認しておくことが大切です。
中古一戸建ての選び方を失敗しないためのポイント

最後に、中古一戸建ての選び方を失敗しないための、ポイントについて解説します。
ポイント1:売主に既存住宅売買瑕疵保険に加入してもらう
ポイントとして、まず売主に既存住宅売買瑕疵保険に加入してもらうことが挙げられます。
既存住宅売買瑕疵保険とは、中古一戸建ての検査と保証がセットになった保険です。
この保険に加入するためには、建築士がおこなう検査に合格した建物であることが条件となります。
そのため、安心して購入することが可能です。
引き渡し後に何らかの不具合が見つかった場合、保険金でカバーすることができます。
ただし、保険料が10万円を超えるケースが多いです。
売主が負担するものなので、購入する条件が保険への加入という旨を、売主に伝えておく必要があります。
ポイント2:ホームインスペクションを実施する
失敗しないためのポイントとして、ホームインスペクションを実施することも挙げられます。
ホームインスペクションとは、建物の劣化状態や不具合の有無を、専門家が調査するサービスです。
住宅の健康診断のようなもので、中古一戸建ての取引では実施するケースが増えています。
ホームインスペクションをおこなうことによって、購入後のメンテナンス費用を抑えることができます。
断熱・耐震性能を確認する
断熱・耐震性能は、住み心地やエネルギー消費に影響を与えます。
築年数が経過している場合、断熱・耐震性能が悪いケースも少なくありません。
そのような建物は光熱費も、高くなる可能性があります。
マイホームでの暮らしを快適なものにするためにも、断熱・耐震性能はぜひチェックしておきたいポイントです。
まとめ
中古一戸建てを選ぶメリットは、リーズナブルな価格で購入できることや内覧できることなどです。
購入時は、売りに出された経緯や耐震基準、再建築が可能か否かなどを確認します。
マイホームの購入を失敗しないためにも、ホームインスペクションを実施したり断熱・耐震性能を確認したりすることがポイントです。
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