空き家を売るか貸すか?状態別の売却方法についても解説

空き家を売るか貸すか?状態別の売却方法についても解説

将来的に住む予定のない空き家を所有しており、思い切って売るべきか、それとも貸し出して活用すべきかの判断にお困りではありませんか。
そのままの状態で長く放置してしまうと、高額な維持費や固定資産税の負担がのしかかるだけでなく、建物の老朽化による深刻なリスクを抱えることになります。
本記事では、空き家を売るか貸すかを決めるための明確な判断基準をはじめ、状況に合わせた3つの売却方法や、より高くスムーズに売却するためのポイントについて解説します。
ご自身の状況に最適な選択肢を見つけ、大切な資産をより良い形で手放したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

この記事の要点
Q:住む予定のない古い空き家を売るにはまず何から始めればよいですか?
A:将来住む予定のない空き家を売る際は、まず物件の現状把握と名義人の確認から始めることが大切です。なぜなら、境界の有無や建物の状態、相続登記の状況を事前に整理しておくことで、その後の査定や売却活動をスムーズに進められるからです。物件ごとに適した売り方は異なるため、損のない計画を立てるためにもまずは気軽に弊社にご相談ください。

空き家を売るか貸すか?

空き家を売るか貸すか?

空き家の取り扱いに悩んだ際、最初におさえるべき選択肢には主に売却と賃貸活用があります。
まずは、維持費などの比較項目や各メリットから、売るか貸すかの判断基準について解説していきます。

売却と賃貸活用の比較項目

売却と賃貸活用を比べるときは、まず固定資産税や都市計画税、保険料、管理費などの支出を整理しましょう。
空き家は誰も住んでいなくても、換気や草刈り、雨漏り確認などの手入れが必要です。
さらに、遠方にある場合は管理会社へ巡回や清掃を頼む費用も見込まなければなりません。
賃貸物件に出す場合は、水回りや内装を直し、入居者が安心して暮らせる状態に整える必要があります。
耐震性やシロアリ被害への対策が必要なこともあるため、初期費用と将来得られる家賃収入、維持管理の手間を比べて判断することが大切です。

売却と賃貸のメリット

売却のメリットは、空き家を現金化し、生活資金や老後資金などに活用しやすくなる点です。
固定資産税の支払いや定期的な掃除、近隣への配慮といった負担から離れられるのも大きな安心材料でしょう。
また、屋根や外壁の劣化による事故や苦情の心配も減らせます。
一方で、賃貸は所有権を残したまま、毎月の家賃収入を期待できる方法です。
将来家族が住む可能性がある場合や、地域の価値上昇を見込める場合には向いています。
修繕費などを必要経費にできるケースもあるため、収支と税務面、今後の使い道をあわせて確認しましょう。

デメリットと売る理由

賃貸は収入を得られる可能性がある一方で、空室や設備故障、入居者対応の手間を考えておく必要があります。
借主の権利も守られるため、すぐに売りたい、家族が使いたいと思っても自由に動けない場合があります。
しかし、売却であれば維持費や管理の負担を終わらせ、資産整理を進めやすくなるでしょう。
相続した空き家では、要件を満たせば3,000万円特別控除を使える可能性もあります。
管理不全の状態が続くと、固定資産税が増える恐れもあるため、住む予定がないなら修繕費が膨らむ前に早めの売却を検討する価値は高いでしょう。

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空き家の状態に合わせた3つの売却方法

空き家の状態に合わせた3つの売却方法

前章では、売却をおすすめする理由について述べましたが、実際に手放すとなればどの売り方が良いか悩みますよね。
ここでは、古家付きや解体後など、空き家を売却する3つの方法について解説します。

古家付きの状態で売却

古家付きのまま売却する方法は、解体費用を先に用意しなくても売り出せる点が魅力です。
建物が残っている間は住宅用地の特例が続き、売却期間中の固定資産税を抑えられるケースもあります。
また、古民家らしさを好む方や、自分好みにリノベーションしたい買主に響く可能性があります。
建物を使える状態で見せられれば、土地だけでなく住まいとしての価値も伝えやすくなるでしょう。
ただし、雨漏りやシロアリ被害などを隠したまま引き渡すとトラブルになりかねません。
事前に状態を確認し、不動産会社と相談しながら説明内容や契約条件を整えることが大切です。

解体し更地として売却

建物を解体して更地にすると、買主が新築や駐車場などの使い道を考えやすくなります。
古い建物の傷みを気にせず検討できるため、土地を探している方には魅力が伝わりやすいでしょう。
とくに、築年数が古い物件や、耐震性に不安がある建物では、更地売却が向いている場合があります。
一方で、解体費用は売主の負担になるため、古家付きと更地の査定額を比べて判断することが重要です。
建物を壊すと住宅用地の特例が外れ、固定資産税が上がる可能性もあります。
そのため、売却時期や解体のタイミングを不動産会社と相談し、補助制度の有無も確認しておきましょう。

リフォームをおこない売却

リフォーム後に売却すると、室内の清潔感や使いやすさが増し、内覧時の印象を良くできます。
水回りや壁紙が整っていると、買主は入居後の暮らしを想像しやすくなるでしょう。
しかし、大きな工事をすると費用が高くなり、その分を売却価格に上乗せできないこともあります。
築年数が浅く建物価値を見込める物件なら、部分的なリフォームが効果的です。
反対に、土地として見られやすい物件では、清掃や残置物撤去、簡単な補修にとどめるほうが無理のない選択になります。
まずは、周辺相場と買主の需要を確認し、費用をかける範囲を慎重に決めましょう。

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空き家を高くスムーズに売るためのポイント

空き家を高くスムーズに売るためのポイント

ここまで、空き家の状態に合わせた売却方法を解説しましたが、より好条件で手放すための事前準備もおさえておきましょう。
最後に、書類整備や事前の計画など、空き家を高くスムーズに売るためのポイントについて解説します。

境界確定と書類の整備

空き家をスムーズに売るには、隣地との境界を確認し、必要書類をそろえておくことが欠かせません。
境界が曖昧な土地は、買主が建築計画を立てにくく、購入判断が遅れる原因になります。
そのため、必要に応じて土地家屋調査士へ相談し、確定測量の準備を進めておくと安心です。
確定測量では、隣地所有者や道路管理者と境界を確認し、土地の範囲をはっきりさせます。
境界確認書や地積測量図がそろっていれば、買主にも土地の状況を説明しやすくなるでしょう。
登記簿や公図、過去の測量図なども販売前にまとめておくと、案内や交渉が進めやすくなります。

売却計画の適切な手順

売却計画は、希望する引渡し時期から逆算して立てることが大切です。
一般的な不動産売却では、査定から引渡しまで3か月~6か月ほどかかることがあります。
空き家の場合は、家財の撤去や測量、簡単な補修などが加わるため、さらに余裕を持つと安心です。
また、売却益にかかる譲渡所得税や印紙税、利用できる補助金制度も早めに確認しましょう。
相続した空き家では、要件を満たせば3,000万円特別控除を使える可能性があります。
手続きを滞らせないためにも、相続登記が済んでいない場合は名義整理から進め、不動産会社へ相談しながら準備しましょう。

建物の状況把握と補修

建物の状態を把握するには、雨漏り、給排水設備、床下、屋根裏などを丁寧に確認することが大切です。
売主が不具合を理解していれば、買主へ正確に説明でき、契約後のトラブルも防ぎやすくなります。
さらに、専門家による建物状況調査を受けると、基礎や外壁などの状態を客観的に示せます。
調査結果を開示できれば、買主の不安を減らし、物件への信頼感を高められるでしょう。
大がかりな補修までは不要でも、換気や清掃、庭木の剪定をおこなうだけで印象は明るくなります。
必要書類と建物の状況を整えておくことが、納得できる売却への近道です。

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まとめ

空き家は維持費や管理負担を比較し、将来住む予定がなければ早めの売却がおすすめです。
売却時は古家付き、更地、リフォームの3つから、物件状態や買主需要に合う方法を選びます。
高く円滑に売るには、境界確定や書類準備、建物確認を済ませ、3か月~6か月の余裕を持って計画しましょう。

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